急な入用の際や手持ちのお金がない場合「無償でお金を借りられるのか」「安全にお金を借りる方法を知りたい」と考える方もいるでしょう。
結論、無償でお金を借りれる方法は「家族や友人からの支援」「公共団体からの融資」などがあります。
一方で、掲示板の個人間融資は危険なので、借入の際は消費者金融やクレカのキャッシングなどの安心・安全な借入方法を選択しましょう。
本記事では無償でお金を借りる具体的な方法、そしてSNS上の個人間融資の危険性について解説します。
無償でお金を借りたい、安全にお金を借りたいと考えている方はぜひ、参考にしてみてください。
【目的別】中小消費者金融比較表
無償でお金を貸してくれる方はいる?
無償でお金を借り入れる方法は、次の2つが挙げられます。
- 家族や友人から借りる
- 公共団体からの支援を受ける
それぞれの方法を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
家族や友人
家族または親しい友人であれば、無償でお金を借りれる可能性があります。
ただし、家族や親しい友人だとしても、お金の貸し借りはトラブルの原因になりやすいため注意が必要です。
次の2つをおこなうと、貸し借りでトラブルに発展する可能性が低くなります。
- 返済計画の準備、説明をする
- 署名した借用書を用意する
お金を借りる際、まずは「きちんと返す気がある」と相手に知ってもらうことが重要であるため、借りる前に必ず返済計画を伝えましょう。
多額のお金を借りる場合は、署名した借用書を用意すると、スムーズに借りられる可能性が高くなります。
公共団体からの支援
公共団体の支援制度を利用すれば、給付金や無利息、低利息での借り入れができる場合があります。
公的支援制度の一例
支援制度名 | 受けられる対象 |
---|---|
生活保護 | 最低限(衣食住)の生活を営むお金がない方 |
生活福祉資金貸付制度 | 低所得や高齢の方 |
職業訓練受講給付金 | 本人の収入や世帯収入が非常に少ない方 |
求職者支援資金融資 | 職業訓練受講給付金を受け、それでもお金が必要な方 |
住居確保給付金 | 住居を失う恐れがある方 |
たとえば、生活福祉資金貸付制度であれば低所得の方や高齢の方、職業訓練受講給付金であれば失業して収入がない方や収入が著しく少ない方などが支援を受けられます。
上記のような公共団体からの支援を受けたい場合、厚生労働省の公式サイトまたはお住まいの市町村区の市役所にて支援の条件や内容など確認しましょう。
掲示板の個人間融資は危険!その理由を解説
インターネット上の掲示板やSNSで「お金をあげる」「お金を融資する」などの発信を見たことがある方もいるでしょう。
インターネット上でおこなわれている貸し借りは、個人間融資と呼ばれ非常に危険です。
個人間融資を利用するとトラブルに発展する可能性が高いため、お金がない状況でも利用は絶対に避けましょう。
個人間融資が危険な理由について詳しく解説します。
個人情報を悪用される
掲示板の個人間融資で借り入れると、個人情報を悪用されるリスクがあります。
とくに住所や電話番号、クレジットカードの情報などを聞かれる場合は、悪質な業者である可能性が高いでしょう。
住所や電話番号を教えてしまうと、気づかないうちに犯罪に利用される可能性があります。
また、クレジットカードは、勝手に利用されて身に覚えのない請求が発生する場合もあるため注意が必要です。
保証金を利用した詐欺
個人間融資にて保証金を渡した場合、返金されずに預けたまま逃げられてしまう可能性があります。
保証金とは、借り入れの担保として貸し手側に預ける金銭のことです。
「信用のために保証金を預けてほしい」「保証金がないと融資できない」などと言われる場合は、保証金を騙し取られる可能性が高いです。
カードローンや銀行融資などの一般的な融資であれば、保証金は発生しません。
保証金を求められる融資は、ほぼ確実に詐欺だと言えるため、保証金を渡さずに別の方法で借り入れましょう。
闇金や暴力団が関係している
個人間融資は闇金や暴力団が関係しているケースが多く見られるため、気をつけなければいけません。
闇金や暴力団が関係していると、法律に反する膨大な利息を求められたり、悪質な取り立て行為をされたりなどのリスクがあります。
また、事業性のある個人間融資は、貸し手側がそもそも違法行為をしている可能性が高いです。
悪質な違法業者と関わることで、犯罪に巻き込まれる可能性も否定できません。
身の安全を守るためにも、消費者金融やカードローンなどの業者から借り入れましょう。
違法業者を正しく見分ける方法
貸金業者は法律で審査や広告の内容、金利などが厳しく制限されています。
違法業者の見分け方について詳しく解説します。
審査が不必要な融資は違法
貸金業法にて「貸金業者は申し込み者の返済能力を必ず審査しなければならない」と定められています。
そのため、「審査なし」と謳っている貸金業者は違法です。
また、誇大広告は貸金業法にて禁止されているため、広告や公式サイトにて「審査が甘い」と記載されている業者にも注意しましょう。
法定金利を超える金利を請求してくる
2024年9月時点の、「利息制限法」にて定められている上限金利は、次のとおりです。
借り入れ額(元本) | 上限法定金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
10万〜100万円 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
元本の金額に対して年15.0〜20.0%の上限金利を超える契約は違法となり、超過部分が無効になります。
違法な貸金業者を見分けるためには、契約前に上限金利を超えた契約をしていないか確認が大切です。
安心してお金の借り入れができる方法
安心してお金の借り入れができる方法について紹介します。
金利がかかったり担保が必要だったりと無償で借り入れられるとは言えませんが、違法業者から借りることは避け、安心して利用できる借り入れ先を検討しましょう。
消費者金融のカードローンを利用
消費者金融系カードローンの利用は、安全にお金を借りる方法の1つです。
財務局または都道府県に登録しており、国から貸金業の許可を得て運営しているため安心して利用できます。
また、WebやATMから簡単にお金を借り入れられる点も消費者金融系カードローンの特徴です。
安心して手軽にお金を借りたい場合は、消費者金融系カードローンの利用を検討しましょう。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードに付帯したキャッシング枠を利用するのも安全な借り入れ方法の1つです。
キャッシング枠をつけると、クレジットカードにて利用限度額の範囲で現金を借り入れられます。
ただし、キャッシングの利便性は高いですが、あらかじめ借入額の上限額がある点と利息が発生する点には注意が必要です。
質屋で借入
ブランド品や価値のある品物を所持している方は、質屋の担保にして借り入れるのも一つの手です。
価値がある物品を担保にすると、審査なしで現金を借り入れできます。
期日までに間に合わず返済できない場合でも、質に入れたものを失うのみで借金が膨らむことはありません。
担保に出す品物がない方は、カードローンの作成を検討しましょう。
生命保険の契約者貸付制度
生命保険に加入している方は、契約者貸付制度の利用も検討しましょう。
契約者貸付制度は解約返戻金があるタイプの保険に付帯する制度で、解約返戻金の一部を借り入れられます。
また、契約者貸付制度は金利が低く、保険会社や保険金額に応じて異なりますが、多くの場合2.0〜6.0%で設定されています。
低金利で融資を受けたい方は、自身が加入している生命保険で契約者貸付制度を利用できないか確認しましょう。
低金利でお金を借り入れする方法
低金利でお金を借り入れる方法を紹介します。
「近くに借入ができる知人がいない場合」や「担保にできる物品が手元にない」場合は、検討しましょう。
銀行の目的別ローン
銀行の目的別ローンを利用すれば、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠より低金利で融資が受けられます。
教育ローンやマイカーローンは、金利が2.0〜5.0%程度です。
ただし、目的別ローンであるため、お金の利用先が限定されている点に注意しましょう。
たとえば、教育ローンの場合は教育関係の支払いのみ、マイカーローンは車の購入のみに利用できます。
借入目的が明確な場合は、銀行の目的別ローンを利用しましょう。
ろうきん
低金利で借り入れをしたい方は「ろうきん」で融資を受けられないか検討しましょう。
ろうきんとは、労働組合と生活協同組合が運営している福祉金融機関のことで、フリーローンを利用すると3.6%〜8.2%の低金利で借り入れできます。
助け合いを目的とした低金利ローンですが、カードローンや銀行より審査が厳しい傾向があるため、融資に時間がかかる可能性があります。
審査には通常1週間から10日間程度を必要とするため、緊急で現金が必要でない場合は、申し込みを検討しましょう。
即日融資で借り入れができる消費者金融3選
いますぐお金が必要な方は、次の即日融資可能な消費者金融がおすすめです。
サービス名 | セントラル | プラン | いつも |
---|---|---|---|
サービス画像 ※タップすると 詳細に飛びます | |||
融資時間 | 最短即日 | 最短即日 | 最短30分 |
金利 | 年4.8~18.0% | 年15.00~20.00% | 年4.8~18.0% |
無利息期間 | 最大30日間 | ― | 最大60日間 |
独自サービス | 女性のためのローン 「マイレディス」 | 毎月最低2,000円からの 返済が可能 | ローンカードや契約書類などの 郵送物なし |
おすすめな方 | コンビニで手軽に 借入したい方 | 毎月無理なく返済を おこないたい方 | 利息による負担を 少しでも抑えたい方 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
融資スピードや金利、限度額などの特徴を比較し、自身に適したカードローンを選択しましょう。
セントラル
セントラルは平日14時までの申し込み完了、または自動契約機を利用すれば、即日振込が可能なカードローンです。
自宅から簡単にWeb契約が可能で、申し込みは24時間365日受け付けているため、忙しい方でも好きな時間に手続きが可能です。
1万円から千円単位での少額借入ができるので、予期しない支払いにも便利に対応できます。
セブン銀行ATMでも返済や借り入れができるため、利便性も高いです。
さらに、利用中に追加の借り入れが必要になった際は増額の相談も柔軟に対応してくれるため、利用者にとって心強いでしょう。
少額から借り入れをしたい方や使い勝手がよいカードローンを探している方は、ぜひ利用してみてください。
プラン
プランはスマホやパソコンでお申し込み後、最短即日で融資が可能です。
ネットから必要事項を入力するだけで手軽に申し込め、保証人や連帯保証人は不要、来店の必要もありません。
返済プランも柔軟で月々最低2,000円から返済が可能、毎月の負担を抑えながら計画的に返済を進められます。
シンプルな申し込みプロセスと無理のない返済プランで、利用者にとってストレスの少ないサービスを提供しています。
少しずつ返済していきたい方はプランをチェックしてみてください。
いつも
「いつも」はWEB申し込みで、最短45分で融資を受けられる消費者金融です。
24時間365日振込に対応しているため、急にお金が必要な場合にも便利に利用できます。
来店の必要もないうえにカードや郵送物も不要、原則としてお勤め先への在籍確認の電話もありません。
そのため、家族や同僚に知られることなくキャッシングをしたい方にもおすすめです。
さらに、初めての契約者に対しては最大60日間利息が0円になるサービスも提供しています。利息コストを抑えて借り入れをしたい方にも向いているでしょう。
無償でお金を貸してくれる人に関してよくある質問
無償でお金を貸してくれる人に関するよくある質問と回答をまとめました。
それぞれ解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
お金貸してください掲示板で借りるのは危険?
お金貸してください掲示板やお金助けて掲示板など、インターネット上の掲示板でお金の貸し借りをするのは危険です。
電話番号やクレジットカード情報などの個人情報を聞かれて、悪用される可能性があります。
また、闇金や暴力団が関係しているケースもあり、膨大な利息や強引な取り立てによるトラブルが生じることも珍しくありません。
個人間融資の掲示板は、絶対に利用しないようにしましょう。
消費者金融は無償でお金を貸してくれる?
消費者金融が無償で融資をおこなうことはありません。
原則、借りたお金に対してかかる利息を支払う必要があります。
ただし、「いつも」のように、初めての契約者に対しては最大60日間利息が0円で利用できるカードローンもあるので、ぜひ検討してみてください。
ブラックでもカードローンは利用できる?
ブラック入りしている方でも、中小消費者金融であれば、お金を借りられる可能性があります。
大手の消費者金融と比べると、中小消費者金融は審査基準が柔軟だからです。
大手消費者金融に落ちてしまった方や審査に不安を抱える方は、本記事で紹介した中小消費者金融に申し込んでみてください。
まとめ
無料でお金を借りる方法は「家族や友人に貸してもらう」または「公的支援を受ける」のどちらかです。
一方で、掲示板やSNS上などでの個人間融資は、お金を騙し取られるリスクがあります。
金融庁でも個人間融資の危険性について警戒の声明を発表しており、個人間融資の利用は避けるべきです。
ただし、なかには家族や友人、公的支援からの借り入れができない方もいるでしょう。
上記のような方は、消費者金融系カードローンでの借り入れがおすすめです。
無償で融資を受けられない場合は、本記事で紹介したおすすめのカードローンを活用してみてください。