- ブラックは原則としてカードローンで借り入れできない
- 申込みは自己情報が消えるまで待つのがおすすめ
- すぐにお金が必要ならば中小消費者金融か質屋を検討
信用情報に傷がある状態、いわゆるブラックリストでもお金を借りたい方ならば、「ブラックでも絶対に借りれるカードローンはある?」「ブラックリストでも融資可能なカードローンが知りたい!」と思うかもしれません。
ブラックの方は、原則としてカードローンや消費者金融を利用できません。しかし、独自審査を実施している消費者金融のカードローンならば、お金を借りれる可能性があります。
この記事では、「ブラックでも借りれた」「ブラックでも審査に通った」という口コミのある中小消費者金融を紹介します。審査に通るための対策、落ちてしまった場合の対処法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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ブラックでもカードローンや消費者金融からお金借りられる?
ブラックの方は、カードローンや消費者金融を原則として利用できません。
ただ、審査担当者の判断次第では利用できることがあります。
ブラックの方がカードローンや消費者金融を利用できないのは、「ブラック=返済能力がない」と判断され、機械的に審査に落とされることが大半だからです。
しかし、消費者金融の中には、ブラックだからという理由で審査に落とすのではなく、申込者ひとりひとりの状況をさまざまな視点から調べた上で返済能力をチェックするところがあります。
ブラックの方はカードローンを利用するのは難しいですが、中小消費者金融であればお金を借りられる可能性があります。
中小消費者金融は、大手で審査落ちした方をターゲットにしている側面もあり、人による柔軟な審査を実施しているためです。
引用:ブラックでも借りられるカードローンはある?審査に通過するための対策とおすすめの消費者金融を紹介!
この場合、ブラックだとしても、他の点が評価されれば審査に通過できるケースがあります。ブラックの方がカードローンや消費者金融を利用する場合は、「どこに申し込むか」が非常に重要な要素といえるでしょう。
カードローンのブラックとは?
そもそも、どんな状態だと「ブラック」の状態になるのでしょうか。
ブラックの状態は、大きく4つの状態に分かれます。まずは、ブラックの状態について詳しく見ていきましょう。
ブラックの状態①:金融ブラック
金融ブラックとは、信用情報に事故情報がある方のことです。
信用情報とは、クレジットカードやローンの利用状況を記した情報のことで、消費者金融は申し込み者の信用情報を審査の際に必ず確認します。
事故情報があるということは、過去にお金を適切に返せなかったということです。そのため、「返済能力がない」と見なされて、カードローンやクレジットカードなどの審査に落ちる傾向があります。
事故情報に該当するトラブルの例は、次のとおりです。
- 自己破産
- 任意整理
- 代位弁済
- 個人再生
- 61日以上にわたる返済遅延、延滞
信用情報に記録された事故情報は、一定期間は消えません。自身で消すことも不可能です。
事故情報がある間は、カードローンやクレジットカードの審査に通過しにくくなることを認識しておきましょう。
なお、実際にブラックリストという名簿が金融機関に存在するわけではありません。ブラックリストに登録された状態、ブラックの状態とは、信用情報に傷がある状態であると覚えておいてください。
ブラックの状態②:申し込みブラック
申し込みブラックとは、カードローンの申し込みを短期間で連続しておこなったことで、審査に通過しにくくなっている方のことです。
カードローンに申し込むと、信用情報に記録が残ります。そのため、他の金融機関も申し込み状況を把握することが可能です。
短期間に複数の申し込みをすると、審査担当者に「お金に困っている」と思われることがあります。信用情報を見れば他社の審査にも通っていないことがわかるため、返済能力を疑われるでしょう。
カードローンの申込情報は、申し込み日から6か月が経過すれば信用情報から削除されます。申し込み件数が多い場合は、6か月の間をあけて次の申し込みをおこなうのがおすすめです。
ブラックの状態③:延滞ブラック
延滞ブラックとは、カードローンやクレジットカードの支払いを遅延、延滞している方のことです。ただし、明確な定義はないため、文脈によっては異なる意味で使われることもあります。
遅延や延滞は、61日以上にわたるものでないと信用情報に記録されません。2~3日程度のものであれば残りませんが、軽微な延滞を繰り返すと信用情報に記録されることがあります。
軽い気持ちで遅延や延滞を繰り返すと、最悪の場合、最大5年間はカードローンやクレジットカードを契約しにくい状態が続きます。
カードローンを利用する際は、絶対に延滞しないという強い気持ちを持ちましょう。
ブラックの状態④:スーパーブラック
スーパーブラックとは、現在進行形で信用情報に傷がつくようなトラブルを抱えている方のことです。ただし、スーパーブラックにも明確な定義はありません。
信用情報の事故情報は、問題が解決してからも最大5~7年残ります。そのため、ブラックの方は、必ずしも現在進行形で信用情報に傷がつくようなトラブルを抱えているとは限りません。
スーパーブラックとブラックの大きな違いは、「現時点において信用情報に傷がつくようなトラブルを抱えているか」にあるといえるでしょう。
スーパーブラックの方は、原則として金融機関からお金を借りることができません。しかし、中小消費者金融であれば絶対にないとまでは言えないのが現実なので、どうしてもお金を借りる必要がある場合は検討してみてください。
ブラックでも借りられるか一目でわかる!フローチャートでチェック!
ブラックだけどお金を借りたいという方のために、ブラックの状況に合わせておすすめの消費者金融が一目でわかるフローチャートを作成しました。
金融ブラックの方は、現在もブラックの状態にあるかどうかが、借りられる消費者金融を選ぶ際の最大のポイントとなります。
自己破産と個人再生なら発生から7年、その他の金融事故なら5年が経過していれば、大手消費者金融からも借りられる可能性があります。
一方、金融事故の発生から5~7年が経過していない場合、大手消費者金融から借りるのは不可能です。この場合は、中小消費者金融であれば借りられるかもしれません。
総量規制に抵触するとブラックでなくても借りれない
総量規制とは、申込者に対して年収の3分の1を超える貸し付けをすることを禁じた、貸金業法上のルールのことです。消費者金融やクレジットカード会社は、総量規制を守った貸し付けをおこなうことが義務付けられています。
そのため、消費者金融系カードローンやクレジットカードのキャッシングによる借り入れが合計して年収の3分の1を超えている場合は、ブラックかどうかに関係なく追加の融資は受けられません。
銀行カードローンは総量規制の対象外なので、3分の1を超えていても借りられる可能性があります。
ただ、自主規制により総量規制に並ぶ対応をしているため、借り入れが難しいことは認識しておきましょう。
基本的には大手消費者金融から借りるのがおすすめ
大手消費者金融から融資を受けられる可能性があるならば、中小消費者金融への申し込みは避けましょう。中小消費者金融は、大手よりも審査通過率が悪いと考えられるからです。
大手消費者金融は「新規貸付率」や「成約率」と呼ばれる数値を公表しています。申込者に対してどれくらいの新規貸付が実行されたかを示す指標で、だいたい40%前後で推移しています。
新規貸付を受けるには、審査に通過する必要があります。つまり、大手消費者金融の審査通過率は、少なくとも40%は超えているということです。
一方、中小消費者金融の成約率は、一説には10%にも満たないといわれています。公表しているところがないため詳細は不明ですが、当社が運営するメディア経由の申し込みと成約率を見る限り、あながち嘘でもないでしょう。
現在進行形で信用情報に傷があると大手の審査には通過できないため、中小消費者金融に賭けるしかありません。しかし、現在は信用情報に問題がないならば、大手への申し込みがおすすめです。
信用情報を管理する3つの信用情報機関
信用情報は信用情報機関と呼ばれるところで管理されており、日本にある信用情報機関は3つです。そのため、信用情報も3種類存在します。
自身の信用情報は、開示請求することで確認できます。
ブラックの恐れがあり、クレジットカードやカードローンの申請を考えている方は、申し込み前に以下の3つの信用情報機関で自身の信用情報を確認するのがおすすめです。
登録情報 | シーアイシー(CIC) | 日本信用情報機構(JICC) | 全国銀行個人信用情報センター(KSC) |
---|---|---|---|
申込に関する情報 | 6か月 | 6か月 | 6か月 |
契約に関する情報 | 5年 | 5年 | 5年 |
返済に関する情報 | 5年 | 5年 | 5年 |
延滞に関する情報 | 5年 | 5年 | 5年 |
貸付自粛情報 | 5年 | 5年 | 5年 |
自己破産 | 5年 | 5年 | 7年 |
個人再生 | ― | 5年 | 7年 |
任意管理 | ― | 5年 | ― |
3つの信用情報機関はそれぞれの信用情報を共有しているため、どこか1つの信用情報に事故情報が登録されると、残り2つの信用情報にも記録が残るため注意してください。
ここからは、それぞれの信用情報機関の特徴を見ていきましょう。
シーアイシー(CIC)
シーアイシー(CIC)は、クレジット会社の共同出資により1984年に設立された信用情報機関で、その後消費者金融も加盟しました。
そのため、主に消費者金融やクレジットカード会社から共有された信用情報を登録・管理している機関です。
信用情報機関の中でもメインで信用情報を管理しているため、もし情報開示を行う場合はまずシーアイシー(CICから)から開示することがおすすめです。
日本信用情報機構(JICC)
日本信用情報機構(JICC)は、消費者金融が中心となって1986年に設立された信用情報機関です。
加盟している金融機関の数が最も多く、プロミスなどの消費者金融から銀行まで、さまざまな金融業者が加盟しています。
主に貸金業者から共有された信用情報を登録・管理しており、個人再生と任意整理についても記録しているのが特徴です。シーアイシー(CIC)では記録されない情報を記録していることに注意しましょう。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
全国銀行個人信用情報センター(KSC)は、一般社団法人、全国銀行協会(JBA)によって運営されている信用情報機関です。
特徴としては、メガバンク・地方銀行・ネット銀行・信用金庫・信用組合などが加盟しています。
地方銀行やネット銀行から共有された信用情報を登録・管理しているため、銀行が取り扱うローン商品を利用した経験があれば登録されている可能性があります。
元ブラックなだけ?実はブラックではない可能性も考えられる
すでに述べたとおり、ブラックの状態はいつまでも続くわけではありません。
事故情報が信用情報に記録されている期間は限られています。
過去にブラックになるような事故を起こしていたとしても、年数が経過している場合は情報が抹消されている可能性があります。
自身ではブラックだと思っていても、実はブラックではないこともあるかもしれません。気になる場合は、信用情報を開示して調べてみましょう。
信用情報を開示する方法
信用情報を開示する方法は、信用情報機関によって異なります。
すべての信用情報機関がインターネットや郵送による開示請求を受け付けているため、自宅や職場などから離れていても信用情報を確認できます。
ブラックでも審査に通った口コミがあるカードローン・消費者金融8選!
信用情報を調べた結果ブラックの状態であることが判明した場合、カードローンや消費者金融を利用できる可能性は限りなく低くなります。
しかし、絶対に借りられないとは限りません。最終的な判断を下すのはカードローン・消費者金融の審査担当者であるため、申し込めば意外と利用できることも考えられます。
ここからは、一般的にブラックと見なされる方でも借り入れできたという噂のあるカードローン・消費者金融を紹介します。
セントラル
セントラルは創業45年の歴史あるカードローンで、日本全国に18店舗あります
審査対応が非常にスピーディで、平日14時頃までに申し込み手続きを完了させれば即日で借りられる可能性が高いです。
また、アコムやプロミスと異なる特徴としてセントラルは過去の信用情報ではなく現在の返済能力を重視している傾向にあるため、比較的借りやすい可能性があります。
セントラルはネットか自動契約機より申し込み可能です。自動契約機からの申し込みは、審査結果が即日分かり併設されたATMよりすぐに借り入れできますが、東京と愛媛にしか設置されていないためネット申し込みをおすすめします。
プラン
プランは2001年設立の大阪に本拠を置く中小消費者金融です。特に注目すべきは、極度貸付のカードローンを提供しており、顧客は追加融資を容易に受けやすい点です。
プランはインターネット、FAX、電話を通じて全国からの申込みに対応し、利用可能額は最高300万円までです。独自の審査で、金融事故経験者でも融資を受けるチャンスがあります。
また、リボルビング方式での返済が可能で、計画的な返済がしやすいのも特徴です。
アロー
アローは、「原則として勤務先への在籍不要」を公言している消費者金融です。
中小消費者金融の場合、電話による職場への在籍確認が避けられないケースが多いため、アローは職場にバレることなくお金を借りたい方におすすめできます。
アプリから申し込めば郵送物なしのWeb完結で借入できる可能性がある点も特徴です。郵送物が自宅に届くことで家族にバレるのを恐れる方には、うってつけのカードローンと言えるでしょう。
フタバ
フタバは、少額融資に対応した消費者金融です。平日16時までに申し込めば即日融資を受けられる可能性があるため、今すぐお金を借りたい方におすすめできます。
公式サイトに書かれている融資限度額は50万円ですが、最終的には200万円まで借りられるという話もあるため、ゆくゆくはより大きなお金を借りたいと考えている方にも適しています。
キャレント
キャレントは、インターネット専用の法人向けキャッシングです。24時間いつでもネットから申し込めるため、都合のいいときに手続きできる利便性が特徴です。
融資までの時間も最短即日と他のビジネスローンと比べて早いため、急ぎで事業資金を借りたい方におすすめできます。
返済は振り込みのほか、三菱UFJ銀行の口座がある場合は振替にも対応しています。振替にすれば毎月自動でお金が引き落とされるため、返済を忘れる心配がないでしょう。
いつも
いつもは、審査から融資まで最短30分の迅速な審査を行います。また、条件付きで最大60日間の無利息サービスが利用できる点も大きな魅力です。
LINEを活用した本人確認書類の提出方法も、利用者にとって便利に利用できる特徴の一つです。
また、いつもは、貸金業法に基づく正規の消費者金融として運営されており、安心して利用できることが保証されています。
スカイオフィス
スカイオフィスは、福岡を拠点に全国展開している中小消費者金融です。前身はニッセイキャッシングとして知られ、現在はインターネットを通じて幅広い申込みを受け付けています。
特に「ブラックリスト」にある方々でも審査に通る可能性が高いと評判で、審査通過率は65%と高めです。
融資条件は、1万円から50万円までの利用可能額で、年率15.0%~20.0%の金利が適用されます。即日融資も可能ですが、総量規制の対象になるため、安定した収入が必要です。
フクホー
フクホーは、実質年率が7.3~18.0%で、今まで紹介してきた中では平均的な金利率のカードローンです。
中小消費者金融としては有名なため、安心して利用できます。
ただし、フクホーには無利息期間がありません。初回借り入れから利息が発生するため、少しでも返済額を抑えたい方は別の抽象消費者金融を検討しましょう。
ニチデン
ニチデンは大阪を拠点とする消費者金融ですが、インターネットから申し込んで銀行振込で借り入れすれば全国から利用できます。
借り入れ限度額は最大50万円とこれまで紹介した消費者金融よりも少なめですが、上限金利は17.52%と他よりも低めに設定されています。
少しでも利息を抑えたい方は、ニチデンの利用を検討してみてください。
カードローンはブラックの主婦でも利用できる?
ブラックの主婦でもカードローンを利用できる可能性はあります。ただし、パート・アルバイトなどの収入がある方と専業主婦では利用できる方法が異なるため、注意しましょう。
ここからは、ブラックの主婦がカードローンを利用する方法について解説します。
収入があるブラックの主婦は中小消費者金融の利用がおすすめ
パート・アルバイトなどで収入があるブラックの主婦は、中小消費者金融であれば利用できる可能性があります。
収入がある場合は、正社員や公務員などと同じように扱われます。そのため、中小消費者金融のサービスやカードローンを利用できるかもしれません。
ブラックの専業主婦は配偶者貸付なら借りられる可能性がある
ブラックの専業主婦の方は、配偶者貸付に対応している消費者金融を利用することで借り入れできる可能性があります。
配偶者貸付とは、申込者とその配偶者の年収を合算し、対象額の3分の1まで融資を受けられる制度のことです。そのため、夫に収入があれば申込者の収入がゼロでもお金を借りられる可能性があります。
審査対象になるのは申込者と配偶者である夫の両方と考えられているため、本人がブラックでも夫に問題がなければ契約できるかもしれません。
公式サイトには記載がありませんが、配偶者貸付に対応している消費者金融のサービスには、「レディースフタバ」があります。
なお、配偶者貸付を利用するには、配偶者の同意が必要です。配偶者に無断で申し込むことはできないため、注意してください。
ブラックでもカードローンの審査に通過する方法
ブラックかどうかに関係なく、カードローンや消費者金融の審査に絶対に通過する方法はありません。
ただ、いくつかの条件をクリアすれば、審査に通過する確率を高めることはできるといわれています。
ここからは、カードローン・消費者金融の審査に通過する可能性を高める方法について解説します。
他社借入額を減らす
他社借入額が多いと、審査に通過できない恐れが高くなります。消費者金融が利用者に対して貸し出せる金額には、ルールがあるからです。
消費者金融がお金を貸す際に遵守している貸金業法という法律には、「総量規制」と呼ばれる決まりが定められています。
総量規制に基づき、消費者金融は利用者に対して年収の3分の1を超える金額の貸し付けをすることができません。
そのため、他の消費者金融からも借り入れも含め、現在の借入額が年収の3分の1に近い場合は、審査に落ちる危険性があります。
消費者金融やクレジットカード会社をはじめとする貸金業者からの借り入れが多い方は、なるべく減らしてから申し込みましょう。
収入を増やす
総量規制の影響により現時点では借り入れが難しい方でも、年収が増えれば借りられる可能性が出てきます。
パート・アルバイトや自宅でできる副業などを始めて申告できる年収を増やせば、さらに借り入れできる可能性が出てくるでしょう。
ブラックリストでカードローンの審査が通らない場合の対処法
条件が合えば相談に乗ってもらえる中小消費者金融についてもご紹介しましたが、現実は難しいかもしれません。
「カードローンの審査に落ちてしまったけど、お金がどうしても必要で何とかしたい!」という方向けにブラックリストでカードローンの審査が通らない場合の対処法を紹介します。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
1つ目の対処法として、クレジットカードのキャッシング枠を使用する方法があります。
クレジットカードのキャッシング枠とは、クレジットカードのキャッシング機能を利用して現金を借りられる枠のことです。
多くのクレジットカードでショッピング枠とキャッシング枠の両方が設けられていますが、手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付帯されているタイプであれば審査不要でお金を借りられます。
ただ、必ず全てのクレジットカードにキャッシング枠が設けられているわけではないため、クレジットカードの明細確認アプリで確認するかクレジットカード会社に電話して確認してみましょう。
もしキャッシング枠が付帯されている場合は、コンビニのATMなどで簡単に借り入れ可能です。
保険会社の契約者貸付制度を利用する
2つ目の対処法は、保険会社の契約者貸付制度を利用する方法です。
契約者貸付制度とは、加入している保険の解約返戻金の一定範囲内で、保険会社から貸付を受けることができる制度のこと。もちろん、加入している保険は解約する必要はなく、保障を継続することが可能です。
しかし、貸付を受けた分は利息が発生するため計画的な利用をおすすめします。また、例えば契約者が夫、被保険者が妻の場合は、配偶者も貸付を受けられます。
質屋でブランド品などを担保にお金を借りる
3つ目の対処法は、質屋で融資を受ける方法です。
質屋とは、あなたが保有している品物を預ける代わりにお金の融資を受けることが出来る店舗のことです。
担保となるブランド品などを用意することができれば、ブラックでもお金を借りられる可能性が高いでしょう。
借りたお金が返済できなくても、担保品があるため信用情報には履歴が一切残らない点もポイントです。
仮に融資を返済できない場合は、品物を質屋に売却してもらい融資返済にあててもらえば問題ありません。
今はブランド品にかぎらず、宝石・アクセサリー類や貴金属類、またゲームやパソコン、スマホなど家電類も質入れ可能です。
しかし、モノの価値や品質状態によって借り入れできる金額は大きく異なります。そのため質屋から借り入れする際はできる限り価値の高いモノや状態の良いモノを持ち込みましょう。
公的制度を利用するのも一つの方法
公的制度を利用することも一つの方法です。公的制度は、金融事故を起こしたブラックでも融資を受けることができます。
今回は国や自治体が用意している支援制度のうち、一般的に利用されている3つの支援制度について紹介します。気になる制度があれば、市役所や社会福祉協議会などに問い合わせてみましょう。
緊急小口資金を利用する
緊急小口資金とは、生活費や治療費など緊急にお金が必要な場合に、10万円以下(条件によっては20万円以下)の無利子融資を受けられるものです。
緊急小口資金は無利子で融資を受けられることと、保証人が不要であることがメリットです。
生活困窮者自立支援制度
生活困窮者自立支援制度とは、生活に困窮している人が自立して生活を立て直せるように支援プランを作成し、実行するための支援を行う制度のことです。
自立相談支援事業や住居確保給付金の支給、就労準備支援事業などのサポートが受けられるので、住居がない人でも衣食住を提供してもらえる良心的な内容です。
生活福祉資金貸付制度
生活福祉資金貸付制度とは、生活費にかぎらず就職活動や通学に必要な資金について貸付けを受けられる制度のことです。
低所得者や高齢者を対象としているため、幅広い年代の方に利用されている制度の1つです。
貸付資金は、総合支援資金、福祉資金、教育支援資金、不動産担保型生活資金の4種類あります。
ブラックでお金を借りる際に気を付けること
支払い滞納などが原因でブラックリストに載ってしまい、お金がなかなか借りられない状況に困ってしまうこともあるでしょう。
しかし、気をつけて頂きたい重要なことがいくつかあります。ここからは、お金を借りる際の注意点について紹介します。
闇金・怪しい業者からお金は借りてはいけない
いくらお金や返済に困っていてどうしてもお金が必要だとしても、闇金や怪しい業者からは絶対に借りないでください。
お金に困っている時は精神的に切羽詰まっているため、正しい判断が出来なくなりうっかり手をつけてしまいやすいです。
闇金や怪しい業者は一般的な金融機関が貸したがらないブラックの人にもお金を貸しますが、実際はトラブルが多いです。
例えばしつこい取り立てや督促が行われたり、家族や職場にも連絡されたり、一番怖いのは「他業者からの借り入れをして返済しろ」と言われることも。まさに、借金地獄です。
さらに闇金は違法業者のため、利息の高さが尋常ではありません。上記で解説した通りブラックでも対処法はいくつかあるため、闇金や怪しい業者からは絶対に借りないでください。
友人・知人・家族からお金を借りないようにする
友人・知人・家族からお金を借りることは、後の人間関係に響きトラブルになりかねないため避けましょう。
友人や家族は顔見知りのため安易に借りられる気持ちになり、借りる癖がついてしまうリスクもあります。
さらに、今まで築いた友情や家族関係はお金で買えるものではありません。
少しでも返済期日を破れば一瞬にして関係性は壊れますし、最悪の場合は裁判沙汰になることも考えられます。
また、仮に全額返済したとしても借金したことの弱みを握られ、嫌がらせをされる可能性も否定できません。
家族内の貸し借りの場合は両親の介護を自分一人に負わせられた事例もあります。
百害あって一理なしのため、友人・知人・家族からお金を借りることは控えましょう。
お金を借りられたら返済計画を立てる
無事にお金を借りることができたら、必ず返済計画を立てましょう。
返済計画を立てる上で大切なことは現実的であること、完済時期が明確であること、月々の返済額と返済日が明確であることです。
無理ないペースで返済できていつまでに終わるかがはっきりしていないと、経済的にも精神的にも苦しくなり兼ねないからです。
具体的には、まず借入残高を把握して目標の完済時期を設定し、毎月の返済額を確認します。次に現状の収入と支出を出来る限り正確に把握して確実に捻出できる毎月の返済額を出します。
お金は適当に扱うと後で痛い目にあうので、具体的かつ現実的な返済計画を立てましょう。
ブラックでも借りれるカードローンに関するよくある質問
最後に、ブラックでも借りれるカードローンに関するよくある質問に答えていきます。
ブラックになった時と同じクレジットカード会社にローンを申し込めますか?
ブラックも申し込みブラックも、一定期間経過すればブラックから情報は消えるので問題ありませんが、ローン会社やクレジットカード会社に保存されている独自のデータは半永久的に残ります。
通称「社内ブラック」と呼ばれていますが、過去に利用した際に返済でトラブルがあった人が対象です。
つまり、過去にブラックになった時と同じクレジットカード会社は社内ブラックになっている可能性があるため、他の会社のクレジットカードやローンに申し込みしたほうが得策です。
現在ブラックでも今すぐ借金を返済したら即日で借り入れできますか?
仮に今すぐ借金返済完了したとしても、すぐにブラックリスト状態が解消されるわけではありません。
金融事故の情報は、信用情報に最大5~7年掲載されます。そのため、今すぐ借金を返済したからといって、即日で借り入れできるわけではありません。
ただ、中小消費者金融であれば、現在の借金の有無にかかわらず、ブラックでも即日でお金を借りれる可能性があります。
中小消費者金融の中には、ブラックへの融資実績があり、即日融資に対応しているところがあります。セントラルはその代表例なので、気になる方は申し込んでみてください。
絶対に借りられるカードローンや消費者金融はありますか?
絶対に借りれるカードローンや消費者金融はありません。
すでに説明したとおり、審査が柔軟におこなわれる傾向のある中小消費者金融(街金)ならば、ブラックでも融資可能と判断されることがあります。
ただし、中小消費者金融も審査があるため、落ちてしまえば借りれません。審査に通過する方法がわからない以上、絶対に借りれるとは言い切れないことを認識しておきましょう。
絶対に借りられる銀行カードローンはありますか?
絶対に借りれる銀行カードローンもありません。銀行カードローンにも審査があり、審査に通過する方法は誰もわからないからです。
銀行カードローンは、審査が厳しいことで有名です。ブラックでも通る銀行カードローンはないため、中小消費者金融への申し込みがおすすめです。
絶対に借りられるクレジットカードはありますか?
絶対に借りれるクレジットカードはありません。
まず、すべてのクレジットカードがお金を借りれるわけではありません。キャッシング枠の付帯するクレジットカードでなければお金は借りられないため注意しましょう。
ブラックかどうかに関係なく、絶対に借りれるクレジットカードがない点は、カードローンと同じです。
しかし、中には「独自審査」を強調しているものがあるため、それらのクレジットカードであればブラックでも借りれる可能性はあるでしょう。
まとめ
今回は、ブラックリストでもお金を借りられる可能性のあるおすすめカードローンと、審査に通らない場合の対処法について紹介しました。
正規の消費者金融が取り扱うカードローンは、ブラックで借りられるものは基本はなく、審査では年収や信用情報などを徹底的に調査しているため信用情報を誤魔化すことはできません。
そのため、今回おすすめしたカードローンの審査が通らなかった場合は、信用情報に登録された登録期間が過ぎるのを待つしかありません。
しかし、後半でご紹介した対処法によってお金を作り出すことは可能なため、焦って闇金や怪しい業者から借りることは絶対に避けて下さい。
逆にブラックと思い込んでいたものの実際はブラックに登録されていなかったケースもあるため、まずは今回ご紹介したカードローンへ申し込みをしてみてください。