ガバナンス
以下は実装前の機能についての告知内容であり、変更の可能性がございます。
MCH Coin(以下、コイン)のホルダー向けのガバナンス、投票(vote)機能について紹介します。
今後の展開について
運営開発側から発信されるアイデアに対して賛否投票していただくというよりも、皆さん発信で今後の方針が決定されていく未来を目指します。
運営開発からの提案については、「ユーザーからの提案機能」が実装されるまでは定期的に実施いたします。
あくまで、ユーザー立案の活発化が達成されるまでのガバナンス機会の提供が主旨です。
以下にガバナンスに関する条件、ルール等を記しますが、これらもまたガバナンスによりユーザーの皆さんによって変更されていく可能性がございます。
ガバナンスの基本ルール
投票時の票数の扱い
[2022.6月追記]新たに導入されたVoting Powerをご参考ください。
ガバナンスの成立条件
成立条件は以下の1点とします。
投票締め切り時間の集計時点での投票合計数が、Voting Power の3%以上になっている事
票数不足の場合、不成立として提案は流れます。
上記の成立条件を満たした場合、より多くの票が投じられた選択肢を可決とします。
ユーザーの行動により弊社のコントロール外のアドレス等に送られて実質バーンとなった分は集計困難なため、除外致しません。
ユーザーからの提案について
ユーザー提案については、「ユーザー主体」を実現するべく広く提案として採用できる事を目指しております。
提案の権利を保有するための条件は下記となっております。
全体Voting Powerの1%以上を保有しているユーザー
新規コンテンツ開発など、大規模工数がかかるものは資金的に不可能な場合もございます。
不可能な提案内容かどうかを判断できる場として、ディスコード等で提案前に開発運営チームとすり合わせを行う事ができるようにいたします。
[追記]現在は下記ページのリンク先のガバナンスフォーラムをその場としています。
上記の提案権利を持つユーザーの方を代表として協議の上、可能な範囲の提案をお願いいたします。
なお、自由提案形式である以上、あまりにも実現性の低い提案が出る場合も予想されます。
そのような提案については開発側より実現可能な変更案を提案しますが最悪の場合、投票の一旦引き下げ、変更等をお願いする場合がございます。
提案の可/不可については後述いたしますが、「優良誤認にあたる可能性があるもの」や「資本が必要になるもの」に関しては提案が出来ません。
投票の委任について(今後のアップデート案)
以下のような委任機能の準備を予定しています。
特定のETHアドレスを指定して、委任先を1アドレスだけ設定できる。
委任先は設定後24時間経過以降に解除が可能。
委任先を設定した場合、以後の投票について自身の所持コインに応じた有効票は全て委任先のアドレスの投票に加算される。
設定は事前に可能、解除するまで全ての投票に対して有効。
委任されたアドレスが投票しない場合は無効。
投票インセンティブは委任していた場合でも、条件を満たせば得られる。
委任されたアドレスがさらに別のアドレスを委任先として設定した場合、最大100までの委任元が有効となる。
既に委任設定しているアドレスに対しては委任する事ができない。
運営開発側の投票スタンスについて
運営方針とは、結果を見なければ分からない事も多く、トライする事が重要と考えております。我々自身の運営開発もその繰り返しでした。
故に、提案についてもユーザーの皆様の投票に委ね、運営開発側が積極参加する意思はございません。
ただし立案の自由を広く持たせた仕様上、ユーザーの皆様大多数に不利益を生じさせるリスクの高い提案が出てくる場合も想定されます。
そういった際には、運営開発側による一方的な権限ではなく公平な投票の場で意思表明を行なっての否決側への投票を行う場合がございます。
提案できる内容について
可決した結果、以下に該当しない場合は原則可としたいと考えています。
規約違反にあたる提案
違法行為にあたる提案
弊社の資金/運営開発上困難な提案
マイクリのサービスそのものが破綻することのないよう、規程を整えて参ります。
規定の整備についても、ガバナンスで皆さんの賛成を受けての決定としていきたいと考えています。
Phase1: 数値変更に関するガバナンスのルール(1月中旬頃 予定)
基本的な提案要件
提案が行われる際、下記を必須要件として設定いたします。
※こちらは既に実装されている「設定値の変更」における提案要件です。
具体的かつ明確な提案内容
投票受付期間(最低1週間)
提案可決後から実施までの期間(最低1週間)
運営開発の工数の最低限確保、変更による混乱を招くことを予防するため、最低でも1週間が必要です。
可決後、可決内容関連について変更不可能な期間(1ヶ月程度など提案による)
例:ランド手数料が40%と可決された後、40%の最低維持期間
この期間があまりに長く、不測の事態に対応できなくなる懸念がある提案については否決とするべきなど、ガバナンスに委ねられるべきという考えです。
効果測定等も考慮し、1ヶ月などの設定を最低限しておく事が望ましいと考えています。
提案できない内容について
あくまで参考になります。条件付きで可能な場合もございます。
可決した結果、違法となり得るもの
ヒーローの200種類販売という告知に対する上限変更
ロード収益 30%の変更
キングの総意を無視し、権限機能を侵す提案
King就任の条件である「10%以上保有」の変更、等
販売済みヒーロー性能の下方修正
優良誤認の可能性があるものについては、原則不可とします。
数値変更が可能な変更点
GUM手数料のBurnとランド還元の比率変更
各コンテンツ内の設定値変更(キング権限下の項目を除く)
コロシアムのバトルラボ変動係数
幻獣大戦における各砦の守護幻獣最大HP
Phase2: 開発順序の変更、既存コンテンツのルール変更等のガバナンスルール
なお、今後ガバナンスの影響範囲として開放される「開発順序の変更」「既存コンテンツのルール変更」などの提案につきましても、下記に該当するものは提案時に相応の条件提示と運営チームとの相談が必要です。
資本が必要なもの
資金や他社の承認が必要なキャンペーン、マーケティング等
また、具体的な投票フォーマットや投票フローについては随時告知を進めて参ります。
工数がかかるものについて
大きな工数を必要とする提案が複数可決した場合、現実的に全てこなすのは不可能です。
開発工数を必要とする提案についてはタスクリストとして積み上げ、四半期ごとのロードマップにて運営開発側からそれらの実装工数見積もりや順序の草案を発表します。実装の優先順位についてはガバナンスによる提案を反映させるフローを予定します。
詳細フローは提案機能実装の発表にて追加で行います。